製品紹介
ドレインベルト及びドレインパイプを利用した土木排水システム
製品紹介
排水原理
排水原理.1
ドレインベルトの溝に水が小さく縮ろうとします。
排水原理.2
植物が根から水や養分を全身に運ぶ自然の力のようにドレインベルトの細い溝に水が上昇します。ベルトの中の空洞は水で全て埋まります。水に混ざっていた土壌の粒子の重力により、溝の外に排出されます。
排水原理.3
ドレインベルト及びドレインパイプは勾配により、サイフォン(Siphon)現象が起きて排水効率をより増加させます。つまり、毛細管現象、表面張力及びサイフォン現象などが調和され高い吸水率を備えた排水システムを形成する事で土壌は流れず水だけを排水するような仕組みとなっております。
従来排水システムの問題点
土木
- 盲暗渠
- 排水パイプ(有孔管、PVC管、網状管 など)
- 不織布(土木繊維)
建設
- 盲暗渠
- ドレインボード
- 排水パイプ(集束型暗渠排水管、 GSD管、 PDD管など)
- 不織布(土木繊維)
排水管内に土壌が流れず積り続ける → 排水管破損及び詰りの原因
不織布 → 土木繊維詰り
ドレインシステム効果
既存排水システムの問題点
排水管の詰り
土粒子流出による安全性低下
(シンクホール, 土砂崩れなど)
(シンクホール, 土砂崩れなど)
工事期間が長い(約1ヶ月)
(校庭・グラウンドなど工事基準)
(校庭・グラウンドなど工事基準)
施工時制約が多い
(最低勾配が必要S=0.2%)
(最低勾配が必要S=0.2%)
AS 及びメンテナンスが必要
ドレインシステムによる改善
詰まることは無く、永久排水
土粒子流出が少なく、安全性の確保
土中の水だけを集めて排水
土中の水だけを集めて排水
工事期間が短い(7日)
(校庭・グラウンドなど工事基準)
(校庭・グラウンドなど工事基準)
施工の容易性
(場所の制約が少ない、逆勾配での設置可能)
(場所の制約が少ない、逆勾配での設置可能)
AS 及びメンテナンス不要
設置方法
下記の図のように簡単な設置方法でドレインベルトと排水管を連結し、土壌内の水を排水パイプに誘導して排水する
ドレインシステム施工後のモニターリング結果
▣ 空軍基地某所敷地内:2008年3月施工
▣ モニターリング
設置箇所把握
ベルト掘り出し
状態確認及び下部土調査
ドレインシステム施工後のモニターリング結果
詰り X
排水効果アップ
排水効果アップ
上部
下部
下部地盤
下部拡大
断面